先日、お風呂上りにふと点けたテレビ番組で、「カオスとは何ぞや?」という話題から、『初期値敏感性』という数学の定義まで発展するという、とても面白い内容が放送されていました。
「ん?カオス?」
そういえば、カオスって巷で聞く言葉だけど、大してその言葉に深く興味を持ったことはないなぁ...と思いつつ、髪の毛をドライヤーで乾かし、洗濯機に洗濯物を入れ仕掛け、炭酸水を飲み、一息つきながらまた何の気なしにその番組をボーっと見ていました。
未来を予測出来ないというカオス理論。そして初期値が、0.000.....という極小の誤差であっても、結果は大きく変わってくるという『初期値敏感性』。分かりやすい例を挙げると、『 バタフライエフェクト=ブラジルの1匹の蝶がテキサス州で竜巻を起こす 』まで、大きな誤差となってしまうというのです。
「何て素敵なの✨」と、ゾゾっと鳥肌が立って、無知な50歳の私は、数学の不思議にワクワクが止まりませんでした。
そして、嬉しさのあまり翌日、出勤し店長に伝えると...
初期値敏感性はご存じではありませんでしたが、『バタフライエフェクト』はご存じで、
「世界は数学で出来ている!って前から言ってるじゃん」
と、フフんと勝ち誇ったような笑みを浮かべながら言われました(笑)
ほんと、その通り✨
初期値敏感性を図形に表すとフラクタルという相似性の図形の集合体になり、そのフラクタルは自然界の中にもあり、またある企業は、フラクタルを活用した日除けを造り成功されています。
店長の言う「世界は数学で出来ている!」も、納得できました♪
数学は面白い♪
この歳になって、初めて数学の魅力の一片を垣間見て世界がキラキラして見えた、そんな一味違うお風呂上りになりました♪