吉日

娘二人との買い物からの帰り道。

防府市内に程近い、秋穂から台道付近を次女の運転で走っていたところ、次女が「あっ」と声を上げるので、「どうしたん?」と聞いてみると、「夕陽がめっちゃ綺麗!」とバックミラー越しに返事が。
そう聞くと同時に、後部座席から後ろを振り向くと、見事な夕陽が目に飛び込んできました。

そのまま帰るのは何とも惜しい気持ちに駆られ、少し進んだ先を右に曲がり、田んぼが一面に広がり海へと繋がる川沿いの道路から、娘二人と急いで写真を撮りました。

写真を撮りながら、今度は長女が「あっ」と声を上げ、「虹が出てる!」と言った方向を私たちも向くと、薄っすらと七色の橋が架かっていました。

「田舎」と呼ばれる場所だからこそ見られる風景。

三人で「有難いねぇ」と言いながら、暫し絶景を堪能し、帰路に着きました。

この日は、飲み物を買う順番待ちの番号札が「39」番、長女の買い物をしたレシートのお釣りの金額が「888」円、その帰り道で素敵な夕陽と虹を同時に見ることが出来て、長女から「今日は吉日やね♪」と、その言葉に続く励ましの言葉までかけてもらい、心が温まる吉日をいただきました。