手術終わりました!

アラフィフおばちゃん、髄膜種の治療で4月5日入院、4/11手術、4/26退院、そして4/29無事に職場復帰いたしました♪
病院の先生を始め、治療を支えてくださった全ての方に感謝の限りです。

手術をしてやっと、あ~あれが髄膜種の症状だったのかと、初めて知ることが出来ました。
その症状は、舌の左奥が常に『ジリジリ』としていた感覚と、左顔面麻痺(左口元の歪み)でした。

そして、思いもよらなかった術後後遺症。

頭の皮膚を広範囲に切開すると細かな神経も切ることになり、そのため、手術を行った左半分の頭の皮膚感覚に異常があります。

『 常に究極のポニーテールをしているかのような皮膚のツッパリ 』
『 頭をぶつけても、ヘルメットを被った状態で頭をぶつけているような感覚(ぶつけた感覚が無い...)』
『 頭にシャワーを浴びせても、その部分だけシャワーが当たっていない 』

中でも、最も苦痛を感じる後遺症は、体を休めるために横になった時に感じます。

『 皮膚の下に凹凸の分厚い鉄板がある 』

という皮膚感覚です。

もちろん、皮膚の下に鉄板は入っていません。
でも、左を下にして横になったり、仰向けに寝ようとすると、『 凹凸の分厚い鉄板が邪魔をして重心がとれない! 』 という脳の錯覚が起こり、術後は常に右を横にして休んでいました。

ですが退院後、自宅での生活が再開し、寝るときの体勢に優れた代物を発見!!
なんと有難いことに、数年前に購入し今も使っている低反発マットレスが、この脳の錯覚を上手くカバーしてくれて、私の睡眠を助けてくれています♪

私のような珍しい術後後遺症は、症状が軽くなっても完治はしないと、担当医は仰られました。

入院中、看護士さんとお話をした際、この症状をどういうふうに説明したら理解できるか考えた挙句、「鉄腕アトムになった気分!」と伝えました。
頭の半分はサイボーグ?
「 ぶつけたら血が出ていないか必ず確認してくださいね 」と、担当医が真剣に言っていたので、生身の人間ですね笑笑。
後遺症が完治しないのなら、『これが新しい私✨』 と思って、この症状を存分に楽しみます♪少々、苦痛を感じますが?

兎にも角にも、脳外科の先生方が一丸となって7時間もの手術に挑んでくださり、僧帽筋の癒着も含めて腫瘍を全摘してくださったこと、そして病院スタッフの方々が私たち患者と向き合って対応してくださったことで、入院生活も不自由なく感謝の毎日を過ごすことが出来たことに、頭が下がる思いです。

次回は、手術までの検査など、日頃なかなか体験できないことを、お伝えできたらと思っております♪