多様性

ダイバーシティ。
この言葉が流行り出した時に思ったことは、「東京のお台場の事?」
時代に追いついていない私。

ようやく『多様性』だということが分かり、多様性の中に様々な要素があることも知りました。

以前、ある人に、
「性的マイノリティを批判している人を、多様性に欠けているって批判するけど、その批判をする人も多様性に欠けていると思わない?」
と言われたことがあります。

ふいに言われたことですが、考えれば考えるほど、ドツボにハマってしまいました。
それを言ったら、性格もそうなのでは?と。

人はみんな、自分の物差しを持っています。
その物差しに外れる人には、批判をしたくなります。
自分の物差しと似たような物差しを持っている人には、共感します。

年寄りは若い人を「今の若者は」と言う人がいるかも知れません。
今の若い人は年寄りを「うるさいジジィ」「うるさいババァ」と言う人がいるかも知れません。

時間や約束にルーズな人を批判する人が居ます。
時間や約束にルーズな人は、批判をする人の方がおかしいと言います。

世の中、『百人百様』、『十人十色』、『三者三様』、『千差万別』、『人それぞれ』。

そんなこんなを考えていたら、私の物差しはズレている?と、ドツボにハマってしまいました。

長門出身のかの有名な金子みすゞが詠んだ詩、
「みんな違ってみんないい」

そんな器のでっかいカッコいいおばさんになりたい泣。